読書猿
1.まず紙の真中に縦の線を一本引こう。準備はこれだけである
2.そして、いま決定したい事項について、賛成する理由を線の左側に、反対する理由を線の右側に、それぞれ書いていく。
フランクリンは、この作業に時間をかけるよう勧めている。「数日に渡り,折に触れては、賛成の側、反対の側それぞれに、理由を追加していくようにと。
3.一通り出尽くしたところで、今度は個々の(賛成・反対)理由について、重要度(重み)をつけていく。そして(ここが「心の代数」という由縁だが)、ひとつの賛成理由とひとつの反対理由を、場合によってはひとつの理由と複数の理由を(同じ重みのプラス、マイナスが異なるものとして)相殺していくのである。
4.やがて(数日後)どちらの側にも変化がなくなったところで、残された項目によって、賛成か反対か(たとえばある計画を実行するか否か)について決定を下すことができる。
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