2008年10月15日水曜日

プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?

プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか? - 情報考学

私たちが字を認識して読書をする能力は、脳の特殊化と回路の自動化のおかげだという。

使用言語によって脳の使い方が異なるという点が興味深い。
漢字とアルファベットでは脳の別の領域を使う。漢字と仮名が交ざった日本語を使う日本人の脳は、漢字を読むときは中国語に近い経路を使うが、平明な音節文字である仮名部分ではアルファベットに近い経路が活性化する。

米国では人口の15%程度が読字能力に問題を抱えているという事実がある。
日本でも近年の学習障害研究で、読字能力に問題を抱えるこどもの数が意外に多いことがわかってきた。

ディスレクシア - Wikipedia

NHKスペシャル|病の起源 第4集 読字障害 ~文字が生んだ病~

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