2009年7月6日月曜日

エネルギー政策について (内田樹の研究室)

エネルギー政策について (内田樹の研究室)

石油の可掘埋蔵量
不思議な話であるが、「あと30年」と言われてから35年経ったら「あと45年」と言われているのである。

エネルギー政策について私が言えることは、これがさまざまの集団の、さまざまのレベルでの利益追求を変数とする方程式だということ

特定の集団に選択的に利益をもたらすエネルギー政策は存在するが、人類全体に利益をもたらすエネルギー政策は存在しない。

人類全体に利益をもたらすエネルギー政策があるとしたら、それは「世界中の国民が一斉に産業革命以前のライフスタイルに戻る」というものだけである。

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